フリーエージェント（ＦＡ）宣言していたヤクルトの球団マスコット、つば九郎が７日、神宮球場で契約更改交渉に臨み、残留を宣言した。１００件以上の団体から獲得打診を受けたが熟考の末に決断した。

昨年１２月１２日に「まふゆのだいぼうけんだ！」と２０１２年以来、９年ぶり２度目のＦＡ宣言。中日のマスコットであるドアラを代理人につけて極秘で交渉を行ってきたが高津監督や山田、青木らからのメッセージ動画に「かんとくをはじめちーむみんなのあついきもちにむねがあつくなりました」と気持ちが揺らぎ大冒険は２６日間で終止符が打たれた。

昨季年俸「２万８０００円プラスヤクルト１０００飲み放題」から「５万円プラスヤクルト１０００飲み放題プラス出来高払い（クーポン券）」の大幅アップで契約を更改。今季はマスコット史上初の２０００試合連続出場の記録を狙う。