政府地震調査会、「M8クラスの巨大地震」の最新研究結果を公表した。 新たに3か所で“要警戒”

地震は何時来るかわかりません。備えだけは必要。

「巨大地震」最新の研究結果公表 新たに3か所で“要警戒”
 南海トラフの想定震源域に含まれる日向灘や、南西諸島周辺でマグニチュード8クラスの巨大地震が起きる可能性があるという最新の研究結果が公表されました。

 政府の地震調査委員会は四国と九州の間の日向灘や、九州から沖縄に連なる南西諸島周辺の地震について、一定期間内に発生する確率などを18年ぶりに見直しました。

 今回の評価では、新たに3種類のマグニチュード8クラスの巨大地震が起きる可能性があると示されました。

 1つ目は日向灘におけるマグニチュード8クラスの巨大地震です。この地域で1662年に起きた地震がマグニチュード8に近かった可能性があることが分かり、評価が見直されました。

 2つ目は南西諸島周辺及び沖縄県の与那国島周辺におけるマグニチュード8クラスの巨大地震です。1911年に鹿児島県の喜界島周辺で起きたマグニチュード8の地震がこれまで考えられていたよりも震源が浅かったという説が有力となり、同じ程度の巨大地震が起きる可能性があると評価されました。

 ただ、どちらも発生頻度などのデータが足りず、今後30年以内に地震が発生する確率は不明となっています。

 3つ目は、1771年に先島諸島を最大30メートルほどの津波が襲った「八重山地震津波」のような巨大地震です。先島諸島に残された津波の堆積物から過去にも1771年と同じ程度の津波が3回発生していることが明らかになり、巨大地震が再び起きる可能性があると評価されました。

 しかし、津波の原因には諸説あり、不明な点も多いことから発生確率は出されませんでした。

 また、これらの地震の評価にあたって、対象とする領域や地..


【日時】2022年03月25日 17:24
【ソース】テレ朝ニュース
【関連掲示板】

【政府地震調査会、「M8クラスの巨大地震」の最新研究結果を公表した。 新たに3か所で“要警戒”】の続きを読む