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フリーアナウンサー有働由美子(53)が17日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演し、大ファンだった「チェッカーズ」のある楽曲についての率直な思いを明かした。
この日は、有働が「人生で唯一、追っかけをした」という憧れの藤井フミヤ(60)をゲストに迎えてトーク。藤井がブースに入ってくると、「キャー!」と大歓声で歓迎した。初めて東京へ観光に来た時は、原宿の竹下通りで当時、よく売られていたブロマイド(生写真)を3時間かけて選んで買ったエピソードも披露した。
そんな思い出の中で、有働が挙げた1曲が、1986年発売のシングル曲「NANA」だった。歌詞に登場するナナへ思いを寄せるが、男女の一線を越えられないもどかしさを歌った、セクシーな楽曲。「私もう、『NANA』が出た時に、ファンとしては『NANA』めちゃくちゃ聴いて、歌って、自分もセクシーな気持ちになったりしていたのに、NHKが放送禁止みたいにして…」と打ち明けた。藤井も「NHKではちょっと気を遣って歌わないというか、歌わなかったですね」と説明した。
藤井によると、「過去 脱ぎすてて やろうぜ ナナ」という歌詞が引っかかったという。「“過去脱ぎすてて、やろうぜナナ”と取っちゃうから。気持ち的にはダブルミーニングで書いていたんですけど、そういう取り方で」としつつ、「それはそれでプロモーションになったんですけどね。NHKで放送禁止になって」と、思わぬ反響があったことも打ち明けた。
とはいえ、当時の有働には解せなかった様子。「ファンの間では“表現の自由とは何だ?”までいきましたからね」。さらに「“やろうぜ”なんてどっちにも取れるじゃないか?って。“何を言ってるんだ?NHK。クソだな、NHK”と思って」と荒ぶりつつも、「(その後)NHKに入りましたから」と笑わせていた。
有働のぶっちゃけすぎなトークに、藤井は「気を付けて下さい?生放送ですから」と心配していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/226a9e4e4030c4d379cd6b13133f2bc3c424f51f