昔の様な番組を作って欲しい。

1 爆笑ゴリラ ★ :2022/03/12(土) 10:58:32.56

3/12(土) 8:00配信
スポーツ報知

この春、一気に新番組13本投入の第二の「史上最大の改編」に打って出るフジテレビ

 「楽しくなければテレビじゃない」―。そんな時代復活への固い決意を感じさせるフジテレビ幹部の言葉だった。

 4日、オンラインで行われた同局の4月期番組改編会見。今回の改編のキャッチフレーズは「目、新しい」。「新しい、ワクワクを! 新しい刺激を! すべてを視聴者のために」とし、「フジテレビは、新しくなります」と宣言したのが昨年、キー局初の女性編成部長誕生と話題を呼んだ中村百合子氏だった。

 改編率は全日(午前6時〜午前0時)22・4%、ゴールデン(午後7時〜10時)18・6%、プライム(午後7時〜11時)23・9%。昨年10月期の全日5・7%、ゴールデン23・3%、プライム24・3%と比べ、全日の改編率の高さが目立つ形となった。

 「『目、新しい』という改編テーマはフジテレビが新しくなるという決意を表しています。新番組13本というのは7年ぶりの大改編となります」と中村氏。「デイタイム、ゴールデン、プライム、23時台と全ての時間帯に新番組が誕生し、タイムテーブルは様変わり。熱狂的な番組コンテンツで日本中の心を揺り動かしたい。面白いことにもっと貪欲に、新しいことにもっと果敢に番組作りに邁進していき、新しくなることがゴールでなく、ここから視聴者の皆様に反応や笑い、刺激を届けていきたい」と熱い口調で決意表明した。

 「バイキングMORE」の後番組として3時間の生放送番組「ポップ UP!」(月〜金曜・午前11時45分)が4月4日からスタート。水曜10時に5枠目となるドラマ枠を新設するなど、多くの改革に乗り出した今回の改編。配られたタイムテーブル上、2013年スタートのトークバラエティー番組「アウト×デラックス」と14年から放送されてきた「痛快TV スカッとジャパン」が消滅していたので、中村氏に聞いた。

 「『アウト―』『スカッと―』と根強いファンがいる番組を3月いっぱいで終了させる狙いは?」―。

 この問いかけに「『アウト―』は9年間続いた名物番組で23時台にセンセーショナルな風を吹かせていただきました。有名人から一般の方までクセや偏愛といったアウトをいじりながらも非常に温かく人間ってチャーミングだなと思わせてくれる番組になったのは、司会の矢部(浩之)さん、マツコさんのプロの腕のなせる技だったなと思ってます。アウト軍団始めすべての出演者、スタッフに感謝します」とした上で終了について「総合的に判断して今回の編成を決めさせていただきました。23時台という枠は全体としてスクラップアンドビルドを繰り返していく枠。新しい風を吹き込み、世の中に新しいカルチャーやバズりを提案していく枠の意味づけのもと、改編に望みました」と説明した中村氏。

 「スカッと―」についても「8年間、話題になり続けた番組でした。レギュラーとしては終了しますが、今後、特番とすることで、より番組のコンセプトを強く出していける」とした。

 そう、固い決意のもと、まだニーズがあると思われる2番組の終了を決めた同氏の表情に、私の記憶は4年前の改編会見の現場にフラッシュバックしていた。

 同局は18年4月、その前年に社長就任の宮内正喜氏の「視聴率を上げて業績を回復させる」という大号令のもと、全日28・2%、ゴールデン29・8%、プライム29・5%の「史上最大の改編」を敢行。30年以上続いた「みなさんのおかげでした」、22年続いた「めちゃイケ」という看板番組を終了させ、世間を驚かせた。

 今回の7年ぶりの新番組13本投入は、まさに「第二の史上最大の改編」。「楽しくなければテレビじゃない」のキャッチフレーズのもと82年から93年まで12年連続で視聴率三冠王を続けた栄華も今は昔。現在、個人視聴率で全日、ゴールデン、プライムともキー局中4位と低迷する同局が「新しくなるという決意」のもと、一気に反転攻勢に出た形だ。

 「昨年10月の改編時からの金、土改革に少しずつ手応えを感じていた。これで週末3日間の改編が整いました」と中村氏。「アウト―」の後番組には指原莉乃、いとうあさこら女性タレント軍団がゲストの新たな魅力を引き出すトークバラエティー「トークィーンズ」、「スカッと―」の後番組には内村MCの没入型バラエティー「あしたの内村!!」、特番枠だった日曜午後8時には新バラエティー番組「千鳥の鬼レンチャン」を投入。午後9時から「呼び出し先生タナカ」と続く編成となる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/46c79797e08c379678e93a4c484d8ec00823a2a9


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